横浜市の株式会社フレークスが手がける「猫香」は、猫と一緒に過ごす空間のためにつくられた、日本製のお香です。
今年5月に発売され、先月、全国の取扱店舗が100店舗を突破しました。
この猫香。開発のきっかけは、猫を迎えてから、お香を使わなくなったという飼い主の声なんです。
好きな香りでも、煙や成分が猫の負担にならないか、気になりますよね。
フレークスは、国内のお香メーカーやアロマメーカーに原材料を供給してきた会社であることから、その経験を生かして、
猫との暮らしに配慮したお香づくりに取り組みました。
では、どんな素材を使っているのでしょうか。
香りの中心は、なんと猫が好むといわれる「またたび」です。
そこに、ミントに似た爽やかな香りのハーブ、キャットニップや、深みを添えるバレリアン、そしてオリーブの葉を組み合わせています。
公式サイトによると、猫の負担になる可能性が指摘されている特定の精油は使わず、添加物や合成香料も使用していないということです。
1本の長さは、7センチほど。燃焼時間は、およそ15分です。
長く焚き続けるのではなく、短い時間で楽しめるようにした設計となっています。
お茶を一杯いれて、猫の様子を眺めながら、ひと息つく。
そんな時間をイメージすると、暮らしへの取り入れ方も思い浮かびますね。
ただし、猫によって香りの感じ方は違います。
使うときは換気をして、猫の様子を見ながら。
嫌がるそぶりがあれば使用をやめて、火のついたお香や灰に、猫が触れない場所で楽しんでください、とのことです。
そして、この商品の面白いところは、取り扱うお店や売り場の広がりです。
ペット用品店だけでなく、暮らしの雑貨を扱うお店や、老舗の仏具店でも取り扱いが始まっています。
猫との暮らしから興味を持つ人もいれば、お香の売り場で出会う人もいる。
入口が違う人たちにも、この製品の特徴が刺さっているんですね。
パッケージには、丸まって眠る猫があしらわれています。
40本入りは引き出し式の箱で、猫好きな方への贈り物にもよさそうです。
価格は税込みで、10本入りが1,320円、40本入りが3,300円。
全国の取扱店のほか、公式オンラインストアやアマゾンでも販売しています。
また、10月の発表では、年末に向けたギフトボックスや、新しい香りも準備しているということです。これも楽しみですね。
猫と暮らす人が、もう一度、自分の好きな香りを楽しめるように。
飼い主の「あきらめていたこと」が、商品づくりにつながった例ですね。
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