このBANANA BLACKは、廃棄される予定だったバナナから作られた、真っ黒で美しいデザイン雑貨です。
このプロダクトを手がけたのは、神奈川県茅ヶ崎市にある株式会社コルというクリエイティブスタジオ。
彼らのアップサイクルブランド「FOOD STONE(フードストーン)」が、フルーツのドール株式会社と組んで、8月7日の“バナナの日”にリリースしました。

「BANANA BLACK」の素材は、フィリピン産の“もったいないバナナ”。
傷や形の問題で出荷できなかったバナナを、炭に加工し、それをさらに石のような質感に再構成して製品化しています。

ラインナップは3種類。ひとつ目は、「スモーク」。
これはバナナの形をしたお香立てで、炭ならではの黒い質感が印象的。
価格は税込660円と手に取りやすい価格帯です。

ふたつ目は、「キューブ」。こちらは四角いアロマストーンで、中央にアロマオイルを垂らすためのくぼみがついています。炭の吸着性を活かして、香りを楽しめる作りです。
価格は880円(税込)。

そして三つ目が「ポット」。これは丸いミニプランターで、小さな観葉植物やアクセサリー入れにもぴったり。価格は2,750円(税込)です。

どの製品にも共通しているのが、深い漆黒の中に、白いマーブル模様が入った独特の表情。
この模様は、バナナ炭に含まれる天然の灰分によるもので、すべてが一点もののような風合いです。

ただのおしゃれ雑貨ではなく、「本来なら捨てられていた素材が、新たな命を得て、誰かの暮らしを彩る」というストーリーが込められているのが、このシリーズの魅力。
アップサイクルって、単なる“再利用”とはちょっと違って、素材に価値や意味を上乗せして蘇らせることなんですよね。

「フードストーン」というブランド自体も、これまでもコーヒーかすや野菜の皮など、通常なら廃棄される食べ物の残りを使って、石のような雑貨を作ってきたそうです。
さらに、この素材には海水由来のミネラルを加えていて、製品を固める過程でCO₂(二酸化炭素)を吸着・固定するという機能まで備わっています。
いわゆる“カーボンリサイクル”と呼ばれる取り組みで、作るだけでちょっとした炭素貯留に貢献できるんです。

まさに、見た目もストーリーも環境配慮も三拍子そろったプロダクト。

「BANANA BLACK」は、現在「UP FOOD PROJECT」のオンラインショップで販売中です。
またこのプレスリリースは、こちらからご覧いただけます。ぜひチェックしてください。
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