総務省の「令和5年住宅・土地統計調査」によると、全国の空き家数は900万戸に達し、空き家率は13.8%と過去最高を記録しています。特に、賃貸・売却用および二次的住宅を除いた空き家は385万戸に上り、2018年から37万戸増加しています。
このような状況を受けて、全国各地で空き家を活用したまちづくりの取り組みが進められています。例えば、広島県尾道市では2007年に「尾道空き家再生プロジェクト」が発足して、空き家の再生と移住支援を行っています。
また、新潟県南魚沼郡湯沢町では、廃業した旅館を改修して宿泊施設「Little Japan ECHIGO」がオープンし、地域全体の空き家活用を目指す取り組みが行われています。
さらに、群馬県高崎市では「0号館プロジェクト」として、空き家を改修し、学生と社会人、地域住民が交流する場へと生まれ変わらせる取り組みが進められています。 このように、空き家を地域資源として活用し、地域活性化につなげる動きが広がっています。
そんななか、静岡市葵区音羽町(おとわちょう)にオープンした「タイムトリップOTOWA(おとわ)」も、空き家再生の取り組み事例の一つです。築47年の空き家を再生して、昭和時代の暮らしや空間をリアルに再現した、一日一組限定の完全貸切型宿泊施設として生まれ変わりました。
この施設では、懐かしのブラウン管テレビや黒電話、昭和家電、駄菓子屋風リビング、そしてインベーダーゲームなど、全部で1418種類というレトロゲームなど、昭和のぬくもりを五感で味わえる体験が満載です。滞在中は、ブラウン管テレビを囲んで家族団らんのひとときを過ごしたり、純喫茶風のキッチンでナポリタンやクリームソーダを手づくりしたりと、昭和の懐かしい時間を楽しむことができます。
また施設自体の昭和レトロな雰囲気もさることながら、近隣の風情ある街並みの散策もおすすめのようです。
「タイムトリップOTOWA」の詳細や予約については公式サイトをご覧ください。
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