国産ペットフードメーカーのペットラインが、今月発売した犬用おやつ「懐石 歯みがきガム」。
表面の形と噛み応えに工夫を凝らし、愛犬が楽しみながら噛める商品として開発されました。

犬と暮らしている方の中には、歯のケアをしようとしても、歯ブラシを嫌がったり、毎日続けるのが難しかったり。
そんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ペットラインが去年5月、全国の犬の飼い主1763人に行った調査では、およそ4人に1人が、愛犬の虫歯や歯石などを気にしていたそうです。
その一方で、『歯ブラシや歯みがきシートを嫌がる』ですとか、『毎日のケアを続けにくい』、といった悩みも確認されました。

そこで着目したのが、おやつを噛む時間です。
やわらかい歯みがきガムだと、すぐに食べ終わってしまう。
もっとしっかり噛めるものが欲しい。
そんな声を受けて、形と硬さを工夫したんですね。

では、どんな特徴があるのでしょうか。
まずは、表面にある不規則な凹凸です。
この凹凸に歯がかかりやすくなるよう、形を設計しています。
材料には米粉と豚の皮を使い、しっかり噛める硬めの仕上がりに。
噛むことで、歯垢や歯石の付着に配慮した商品だとしています。

この形を作るのは、生地を練って、切って、乾燥させる工程。
ただ、開発の途中では、凹凸の大きさや内部の状態にばらつきが出たそうです。
そこで試作を重ね、材料の配合や製造条件を調整。
歯がかかりやすい形と、噛み応えのある硬さを両立させました。

そして、おやつとしてのおいしさにも工夫があります。
鶏のレバーを使い、愛犬が楽しみながら噛める味わいを追求。
着色料、発色剤、香料は使わず、おなかの健康維持にも配慮して、オリゴ糖を配合しています。

「懐石 歯みがきガム」は、ミニサイズとロングサイズの2種類。
愛犬の食べ方に合わせて選べます。
内容量はいずれも130グラムで、価格はオープン価格。
全国のホームセンターやスーパー、ドラッグストア、ペットショップなどで、順次販売が始まっています。

愛犬が楽しみにしているおやつの時間に、歯の健康を考える工夫を加える。
毎日続けたいケアを、楽しい時間につなげるという発想が面白いですね。

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