女性の体、体調管理も防災対策

DHC Lifestyle Council研究員の古賀涼子です。
東日本大震災から10年となる今週は、
【女性の視点から見る防災】というテーマで、
防災士である私・古賀涼子がお伝えしました。

今日は「女性の体、体調管理も防災対策」というお話です。

月経など体のリズムで心身に様々な影響を受ける女性にとって、
災害時には一層、体調管理が重要となります。

月経が重く、普段から寝込んだり薬なしでは過ごせない人は、
避難所での生活がますます困難に。
また、冷えは女性の体調不良の大きな原因になります。
普段から心がけること、いざという時に備えて
用意しておくと良いものをご紹介します。

【体を冷やさない】

保温のポイントは、空気の層を作ること。
例えば、東京都が女性視点で作った防災ブック「東京くらし防災」
では、ダウンジャケットは肌の近くで着ることを勧めています。

肌の近くで着ることで体温によって羽毛が広がり、
空気の層を作って断熱効果を発揮。
実はアウターではなく、中に着た方が良いのだそう。
一番上(外側)は風をさえぎる素材を身に付けましょう。

風から身を守り、暖かい空気を外へ逃さないことがポイント!
雨にも備えて、防水機能があるものを上下で着るとベターです。
寒いのに着るものがない時は、新聞紙を首に巻いたり
服の中に入れたり、段ボールを体に巻きつけてその上から
ラップを巻きつけるのも効果的ですよ。

【毎日しっかり睡眠をとる】

寝不足は体力が落ちるだけでなく、判断が鈍る原因にも。
心の不調にもつながります。
基本的なことですが、とても重要!

【普段飲んでいる薬を切らさない】

特に処方薬は、災害が起きた場合に手に入りにくくなります。
切らさないよう、医師と相談しながら入手しておきましょう。
お薬手帳があれば、災害時には処方箋なしで受け取ることも
できます。持ち出し袋にコピーなど入れておくことをお勧めします。

【好きなアロマの香りを用意する】

心身が不調になりがちな避難生活で、
良い香り(アロマ)に救われたと口にする人は多いようです。
気分転換のほか、入浴できない時のにおい対策や、
避難所でこもる様々な悪臭を和らげくれます。

ただし香りのきつすぎるものにはご注意を!
ハッカ油やエッセンシャルオイルのスプレーなど、
天然成分のものを用意しておくと良いですね。

【下着を清潔に保てるパンティーライナーや、
紙製の使い捨て下着を準備】

避難所では下着をなかなか洗えない・干せない中で、
デリケードゾーンのトラブルが起こることもあります。
こういうものを準備しておくと安心ですね。

いつ起きるかわからない災害だからこそ、準備しなくては・・・
ではなく、きょう準備する!!!
ぜひ心がけてくださいね。

古賀涼子