子供の成長と病気

DHC Lifestyle Council 研究員の柳原亜希子です。
今週【耳鼻科で扱う子供の病気】というテーマで、
しらつち耳鼻咽喉科院長、九州大学医学部臨床教授の
白土秀樹先生にお話を伺いました。

白土先生が学生時代に恩師に教わった言葉があるそうです。
それは・・・『子供は大人のミニチュアではない』

いっけん子供はサイズが小さいだけの大人と捉えがちですが、
実は成長に伴って体の中でダイナミックに臓器が変化していきます。
大きく分けて生後1歳まで、3歳まで、そして小学校に上がるまで・・・
と成長を分けて考えているそう。

生後1歳までは先天性の病気も含め、生きていくための
いろんな条件を整え発揮していく時期。
そして3歳までは、風邪をひいて熱を出したり、
下痢をしたり、外界に適応するための時期。
その後小学校に上がるまでの間に、人生を生きていくための
身体を作り上げていく時期なんだそうです。

小さなお子さんは突然熱を出したり、慣れない子育てで
びっくりする事も多いですよね。
でも「成長の面から熱を出すことは必要なこと」なんだそう!

子供は生まれたときお母さんから免疫のプレゼント
もらっていますが、その免疫は1歳くらいで期限切れになります。
そこからは自分で免疫細胞を鍛えていかなければいけません。
その時期に風邪やウィルスと戦う事で免疫のトレーニング
行なっていると考えましょう。

大人になるにつれて、免疫細胞や自律神経などが適用を
進めていくのですが、これを「ホメオスタシス」と呼びます。
小学校に上がる頃までに一通り完成するそうで、
小学校から病気になりにくくなったというお子さんが多いのも、
免疫システムがある程度バランスが取れてきた証拠なのです。

子供は成長とともに問題を解決していく能力が備わっているので、
小さなお子さんをお持ちのお父さん・お母さん!
あまり心配しすぎなくて良いですよ~!と
白土先生はおっしゃっていました。

子供が頼もしく成長する姿を暖かく見守っていきましょう♪

柳原亜希子