子供に多いノドの病気

DHC Lifestyle Council 研究員の柳原亜希子です。
今週のテーマは【耳鼻科で扱う子供の病気】

しらつち耳鼻咽喉科院長で、九州大学医学部臨床教授の
白土秀樹先生にお話を伺っています。

今日は「子供に多いのどの病気」について。

扁桃炎や咽頭炎は子供だけではなく大人にも起こりますが、
子供やお年寄りは免疫力の関係もあって、
繰り返し炎症を起こす事が多いようです。

ノドの病気の中でも子供に多いのが『扁桃肥大』

子供の扁桃腺はもともと大きいのですが、あまりに大きすぎると、
いびきや無呼吸、繰り返すノドの痛みや高熱の原因になるので、
日頃からきちんと呼吸が出来ているかどうか、
いびきがないかどうかを確認するようにしましょう。

口をポカンと開けているお子さんも見かけますが、
口を開けっぱなしにしていると集中力の低下だけでなく、
口呼吸でノドがカラカラに乾いたり、ウイルスなどがくっついて
炎症を起こしやすいというデメリットもあります。

扁桃腺が大きくノドが狭くなり、
鼻で上手く呼吸ができていないことが原因と考えられます。

そのほか『アデノイド肥大』という子供特有の病気もあります。

鼻と喉の交差点である上咽頭に、アデノイドという扁桃があります。
小児期にはこの部分が腫れる事が多いのですが、そうすると
鼻呼吸が障害されるだけでなく、鼻と耳とのチューブがトラブルを
起こし、滲出性中耳炎を引き起こすこともあるので注意が必要です。

扁桃肥大、アデノイド肥大が原因で、鼻呼吸が上手くできず
口を開けっぱなしにしている、年4回以上の繰り返しやすい扁桃炎、
無呼吸、息が止まるくらいのいびきなど症状がひどくなると、
切除手術が必要になる場合も!!

今一度お子さんの様子、チェックしてみてくださいね。

扁桃腺やアデノイドを取ってしまうと、
免疫力の低下には影響はないんでしょうか?

実は扁桃は5歳頃をピークに免疫臓器としての役割は
少なくなっていくそう。切除手術を行う場合は、
免疫力が低下する可能性が低くなる5歳前後、
もしくは小学校に入ってから行うことが推奨されています。

明日は「子供の成長と病気」というお話です。

柳原亜希子