子供の聞こえ、大丈夫?

DHC Lifestyle Council 研究員の柳原亜希子です。
今週のテーマは【耳鼻科で扱う子供の病気】

しらつち耳鼻咽喉科院長で、九州大学医学部臨床教授の
白土秀樹先生にお話を伺っています。

成長期の子供の発育には”聞こえ”がとても大切!
今日は「子供の聞こえのトラブル」について伺いました。

子供の成長には視覚から情報を得る事が重要ですが、
聴覚から得る情報も同じように大事だと言われています。
声や言語、周囲の環境音を聴く事で脳の発達発育がより促される、
という事なんですね。

子供は集中している時など「ねぇ聞いてるー?!」
って思うこと、ありますよね。何かに夢中になっていると、
呼んでも返事をしてくれない事もあります。
それが「聞いていないのか、聞こえていないのか」
そこが重要になります。

聞こえていないお子さんは、例えば表情が乏しいとか、
笑顔がない、意欲的に物事に取り組めず引っ込み思案になりがち、
という事もあるようです。

今まで「学校の勉強についていけていないのかしら?」
と思っていた子も、実は頭脳には全く問題がなく、
単に聞こえていないということも多いようです。

そういった判断の間違いがないよう、少し聞こえが悪いかも!
と思ったら、一度耳鼻科で診てもらうようにしましょう。

聞こえの検査ですが、小学校以上の子供の検査は、大人同様
ボタンを押す聴力検査を行います。
ただボタンを押せないような乳幼児は、音に対する脳波を測定し、
音への反応を確認するABRという検査を行うそうです。

聞こえが悪い場合の治療として、まず薬や鼻かみの指導を
行っていくことが多いそう。ただ長期間にわたって
聞こえにくい状態が続いた場合は、専門的なガイドラインに
基づき、鼓膜の切開鼓膜にチューブを入れる必要もあります。

お子さんがきちんと聞こえているかどうか、
今一度確認してみてくださいね。

明日は「花粉症とアレルギー性鼻炎」のお話です。

柳原亜希子