応急手当の方法

DHC Lifestyle Council、研究員で防災士の古賀涼子です。
今週のテーマは【年末年始、防災のポイント】

今日は「大切な命は私が守る!」応急手当についてのお話です。

クリスマスや年末年始など、家族で過ごす機会も増え、
子どもへのプレゼントに入ってたボタン電池や、小さな部品の誤飲、
おもちでの窒息事故なども発生しやすくなります。

もしボタン電池飲み込んでしまった場合、短時間で胃に穴が開くなど
大変なことになるケースがあるので、すぐに病院に行きましょう。

食べ物をのどに詰まらせ、
その人が呼びかけに応じることができる場合。
日本医師会では、異物を除去する方法を2つ指導しています。

『腹部突き上げ法』

①ものを詰まらせた人の後ろに回る

②後ろから自分の手を相手のウエストに伸ばす

③片手で握りこぶしを作り、相手のおへその上のあたり、
みぞおちよりも下に親指側を当てる

④反対の手で握りこぶしをしっかり掴んで握る
(後ろから抱き抱える形になる)

⑤こぶしを素早く自分の方に向かって、
斜め上へ圧迫するように突き上げる

※内臓損傷する可能性があるため、腹部突き上げ法を行った際は
救急隊員や医師・看護師に伝えましょう。またこれは妊婦さんや
赤ちゃんには行うことができないのでご注意ください。

腹部突き上げ法

そしてお子さんや妊婦さんには、背中を叩く『背面叩打法』を実施。

①ものを詰まらせてしまった人の後ろに回る

②自分の手のひらの付け根部分で、相手の左右の肩甲骨の
真ん中あたりをドンドンと力強く、何度も叩く

背部叩打法

大規模災害時にも使える心臓マッサージ(心肺蘇生法)
子どもと大人でやり方が違うのでご注意ください。
AEDを持って来てもらうよう周りの人に呼びかけながら、
心肺蘇生を行うことが非常に大切です。

心臓マッサージのポイントは「強く!速く!絶え間なく!」

・1分間あたり100〜120回のペースで行う

・マッサージする場所は胸のちょうど真ん中
(乳頭同士を結んだ線の真ん中あたり)

・8歳以上〜大人は胸が少なくとも5cm沈むくらい

・1歳以上〜8歳未満は片手で実施

・1歳未満は胸の厚みの1/3 沈むぐらい、中指と薬指の2本で実施

実際に自分が心肺蘇生を行うと、かなり体力を使うことが
分かります。周りに人がいる場合は交代しながら、
休まずに行いましょう。

東京消防庁などが心肺蘇生法の動画をアップしているので、
クリスマスや年末年始、家族が集まる時に確認できると良いですね。

古賀涼子