睡眠時無呼吸症候群

DHC Lifestyle Council、研究員の柳原亜希子です。
今週のテーマ【鼻にまつわる症状あれこれ】
しらつち耳鼻咽喉科院長で、九州大学医学部臨床教授の
白土秀樹先生にお話を伺っています。

今日は「睡眠時無呼吸症候群」について教えていただきました。

睡眠時無呼吸症候群は「いびきが原因で呼吸が止まる」病気。
夜しっかり寝ているのに、日中ものすごく眠気がしたり、
夜間に十分な睡眠が取れない事で、循環器系・心臓等に
負担がかかるというものです。

いびきにも脳やのど、そして鼻からくるいびきなど、
様々ありますが、鼻に関するいびきのメカニズムを
教えていただきました。

鼻が構造上の問題や機能的に詰まっている場合に口呼吸になり、
舌の付け根の舌根が喉の奥の方に落ちてしまって、
「ガーガーグーグー」という大きないびきにつながり、
無呼吸を引き起こしてしまうのです。

睡眠時無呼吸症候群の具体的な症状としては、
「きちんと寝ているはずなのに、日中ずっと眠気が取れない」
「いびきが異常に大きく、夜中に何度も目が覚める」など。

無呼吸やいびきは寝ている間の事なので、
なかなか自分で判断するのは難しいですよね。
そんな時はパートナーや家族の協力も必要。
最近は自分のいびきを確認できるアプリなどもあるので、
自分の症状を知りたい方はぜひ活用してみてください。

だいたい1時間に10秒以上呼吸停止が5回以上あれば、
医学的な定義として無呼吸症候群の診断になりますが、
日中眠いといった症状や、鼻が詰まっている自覚がある、
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎など鼻の持病を持っている方は、
医療機関できちんと調べてみましょう。

鼻づまりを改善するだけでもいびきの改善は見られるとのこと。
「鼻づまりといびきには関係性がある事を是非知ってもらいたい」
と白土先生はおっしゃっていました。

明日は「子供に多い鼻や喉の症状」について伺いましょう。

柳原亜希子