自律神経と気象病

DHC LifestyaleCouncil、研究員の古賀涼子です。

梅雨の時期はなんだか体調もスッキリしない・・・
そんな方も多いのではないでしょうか。

今週のテーマは【自律神経と気象病】
自律神経失調症外来がある、東京都世田谷区の
せたがた内科・神経内科、久手堅司院長にお話を伺いました。

自律神経とは人間に必ずあるもので、
脳の一部から出て全身を伝わります。

血圧を上げたり脈を速くする「交感神経」と、
脈を遅くしたり血圧を下げたり、血管を開いたりする「副交感神経」
この2つが全身にプラスとマイナスで作用しています。
そしてこの働きは色々な影響を受けるのです。

例えば天気の影響
暑くなると、まず汗をかく前に血管が開きます。
体内の体温が上がってくると副神経優位になり、
血管を開いて血流を良くして熱交換を行おうとします。
それでもダメな場合に汗が出る・・・ということになります。

逆に寒い場合、冷たいエアコンの風に当たるとぶるぶる
震えますよね。その時は交感神経が優位になり、
四肢の血管が締まって体に熱を残そうとします。

自律神経は気象環境だけでなく、精神的なストレスなど
色々な要因を受けます。自動的に自分の為だけにどうにか
良い方向に動こうとするものですが、乱れてしまうとなかなか
戻せなくなり、頭痛、肩こり、めまい、全身倦怠感、血圧・・・
特に女性は、低気圧が来ると血圧が下がって気分が乗らない、
喘息が出やすくなる、鼻炎のような症状が出るなど、
全身に様々な影響を及ぼします。

例えば、動悸がするけど循環器で検査しても問題がない。
めまいがあるけど、耳鼻科で検査をしても原因が分からない。
こういう場合、自律神経が乱れているのだろう、
と言う診断をすることが多いそう。
自律神経失調症は原因を見つけにくいのも特徴のようです。

自律神経失調症は鬱の手前のような認識をしている方もいますが、
神経内科の久手堅先生は、頭痛やめまい、痺れなどを見る中、
ほかにも原因があることに気づいたといいます。

その話は明日、詳しく伺います。

古賀涼子