夏に多い子供の病気

DHC Lifestyle Council、研究員の吉田紗綾です。


今週のテーマは【子どもに多い病気、年間カレンダー】


有明こどもクリニック理事長、小暮裕之先生にお話を伺っています。

今日は『夏に多い子供の病気』についてお聞きしました。

夏は【3大夏風邪】と言われる「手足口病」「ヘルパンギーナ」「プール熱(咽頭結膜熱)」の感染が多くなります。

「手足口病」とは、お腹の中に住みつくコクサッキーウイルスなどが原因で、手足口に赤みのある発疹や水ぶくれ、口内炎ができるのが特徴です。


手足口病の原因となるウイルスは何種類もあるので、一度かかってもまたかかる場合があり、1シーズンに3回くらいなることもあるんだそう。

「ヘルパンギーナ」は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスによって引き起こされる感染症。


手足には発疹が出ず、口の中だけに発疹や口内炎ができるのが特徴です。


喉の痛みは手足口病よりも強く、その痛みから食欲低下や水分摂取不良による脱水症状になってしまうことがあるので注意が必要。


痛みがひどい場合は解熱剤を痛み止めとして使ったり、口内炎にしみにくいように味の薄いものや熱くないものを食べさせるようにしましょう。

「プール熱(咽頭結膜熱)」はアデノウイルスによって引き起こされる感染症。「咽頭結膜熱」とも言われ、咽頭炎(のどの痛み)、結膜炎(目の充血)、発熱が主な症状です。

4日ほど高熱が出ることが多いのですが、熱のわりには食欲もあり元気なのも特徴の一つ。


アデノウイルスは感染力が強いので、熱が下がってからさらに2日程度、安静が必要となります。そのため、かかってしまうと1週間くらい幼稚園などをお休みしなくてはなりません。

夏に流行りやすい3 大夏風邪ですが、どれも治療法がないんだそう。ですので予防がとても大切になります。


手洗い、うがい、疲れをためない、栄養補給、睡眠など、基本的なことをしっかり積み重ねて予防しましょう。


また、この三つの病気は唾液を通して移る感染症です。同じ食器・同じタオルを使わないなど、家族間でも気をつけるよう心がけてくださいね。

明日は「秋に多い子供の病気」、伺いしましょう。

吉田紗綾