その症状は喘息かも?見極めるポイント

こんにちは!DHCLifestyleCouncil研究員の宮世真理子です。
今週のテーマは「大人の喘息」
目黒ケイホームクリニックの安藤勝利院長にお話を伺いました。

今日は喘息の検査と治療について。

喘息の症状は咳や痰、ゼイゼイとした息切れなどが挙げられるのですが、
この症状って風邪ともよく似ていますよね。
実際に「風邪だと思って様子をみていたけれどいつまでも治らず、
調べてみたら喘息だった」という患者さんもいらっしゃるそう。

喘息症状かどうかを見極めるポイントは2つあります。
まずは「咳がどのくらいの期間続いているか」ということ。
風邪やウイルス感染による咳は2〜3日、長くても1週間ほどで治ることが多いです。
咳が2週間〜3週間と長引いてしまう、ひどい咳で目が覚めてしまう
といった症状が続く場合は喘息の可能性があります。

もう1つは「症状が出る時間帯ときっかけ」です。
喘息の症状は気管が細くなることで出てしまいますが、
それは朝方に起こることが多いんだそう。
日中でも室内と外などの寒暖差が激しい場合、
その温度差が気管への刺激となって咳症状が出ることがあります。

咳が二週間以上長引く、特定の時間帯やきっかけで症状が出る、
という場合には喘息を疑ってみてくださいね。

病院ではどんな検査をするのかというと、まず問診で胸の音を聞きます。
喘息症状が出ている患者さんは細くなった気管で呼吸をしているので、
細いストローに息を通した時のように「ヒュー」という音が聞こえるんだそう。

問診で喘息が疑われた場合、次に肺機能検査をします。
吸って〜、吐いて〜!の検査ですね。まずはそのままの状態で数値を図ります。
次に気管支を広げる薬を吸ってから、もう一度数値を計ります。
その結果、薬を使った後のほうが吐く力が強くなっていれば、
「元の気管は細くなっていた」という証明になり、喘息という診断になるのです。

喘息と診断されると、気管支を拡張させる吸入薬、
そして気管を細くさせないための吸入ステロイドなどを使って治療していきます。

喘息症状を放っておくと気管は広がりにくくなる場合もあるそうです。
もしかして?と思ったら、一度病院を受診してみてくださいね。

宮世真理子