顎関節症の治療と対処 

こんにちは!「DHC Lifestyle Council」研究員の上野紋です。
今週は「顎関節症について知ろう」をテーマに
福岡の池田歯科大濠クリニック院長、
国際顎頭蓋機能学会日本部会会長の池田正人さんに詳しくお話をうかがっています。

顎関節症は多因子性の疾患である、と昨日教わりましたが
ということは、原因をなくすのが治療の第一ステップになります。
片方だけで食べ物を噛む、うつぶせ寝をする、頬杖をするなど
日常生活で因子となっている癖をまずやめてみましょう。
食べ物の噛み癖も意外とありますね…自分の無意識をチェックしてみるいい機会です。

また、TCH(噛み締め癖)による顎関節症の対処はストレッチ。
長時間無意識化で上下の歯を噛み締めているということは
顎が重力に逆らって働いていて、負担がかかった状態です。
この負担を改善するために池田先生が患者さんにお勧めしているのが
頭部側面にある側頭筋、頰にある咬筋などを引き伸ばす「5×5のストレッチ」です。

1:大きくあくびをするように口を開き、5秒キープする
こめかみ、頰の横の筋肉が伸びていることを感じる程度に伸ばしましょう
2:そっと顎を閉じる。
上下の歯の先端が触れ合う位置に顎を戻すのがポイント
顎関節症になりやすい人は下顎が後ろにずれているので
下顎を前に出すように戻してみましょう
3:手順1と2を5回繰り返す。5秒×5回で「5×5のストレッチ」です。

噛み締め癖は日常的でなくとも、ストレスや緊張感で無意識に噛み締めてしまうもの。
このストレッチでこまめにほぐすと気持ちいいですよ♪

また、噛み合わせが悪いことにより、下顎がずれて顎関節症を引き起こすケースでは
噛み合わせ改善も有効な治療の一つとなるそうです。
顎関節症にこの噛み合わせを含むと、広義の顎関節症になります。
明日は広義の顎関節症についてお送りします。お楽しみに!

上野紋