身近でできる防災対策

DHC Lifestyle Council プロデューサーの國澤恵理子です。
東日本大震災から8年が経ちました。
震災直後は、防災について色々考えましたが、
8年経ってその意識も徐々に減ってきている気がします。
地震だけでなく、豪雨や台風など自然災害も多い中、
いつ誰が被災者になってもおかしくない。
今週は今一度、防災について考えてみよう!という一週間です。

日本防災士会防災士、正谷絵美さんに伺いました。

防災士の活動として、防災啓発活動を行ったり、実際災害が起きた場合は被災地に赴き、
ボランティアやお手伝いを行っているそうです。

防災士の資格を取る前、中国で防災の活動をしていた正谷さんは、
2008年5月12日、四川大地震に遭いました。
北京にいたそうですが、遠く離れた四川の地震で、北京も大きく揺れたと言います。
防災の仕事はしていたものの、防災がいったいどういうものなのか、
一般の方々にはまだまだ知られていなかったそう。

揺れた時にどうしたらいいのか分からないという人々を目の当たりにした時、
自分の今の知識だけでなく、資格試験を取って一般の方々に防災を教えようと思ったのが
防災士になるきっかけでした。

その後、日本に帰国したのですが、すぐに東日本大震災が起こり、
民間の中で活動できる資格が必要だと感じ防災士の資格を取ったそうです。

身近でできる防災対策。
一口に防災といっても、まず何から考えればいいのでしょう?

防災で一番大切なのは「命を守ること」
命を守るためにまず大事なのは、
自分が一日の中で一番長く居る場所の被害想定を知っておくこと!
被害想定を知らないと、何に対して防災をすればいいのか分からないんだそうです。

例えば海の近くに住んでいる場合は、地震が起こったら津波の想定。
山の方に住んでいる場合は、がけ崩れが起こるかもしれない…など、
場所によって防災は違ってきます。

この規模の地震だと、このぐらいのケガ人が出るとか、
全壊・半壊の家がどのぐらい出るかなど、被害想定を知ることが、命を守る第一歩!

家庭でできる防災として、一つは家具の固定
そして、大きな家具を設置する時は入り口をふさがないこと
家具が倒れて入り口をふさいでしまうと、逃げ場を失うことになります。

また台所は家の中でも危ないと言われている場所。
包丁をまな板の上などに出しっぱなしにしておくと、
大きな揺れがきた場合、その包丁は凶器となって飛んでくるかもしれません。
こまめにシンク下などにしまっておくなど、ちょっとした心がけが防災につながるのです。

國澤恵理子