女性ならではの痔のお悩み

DHC Lifestyle Council 研究員の柳原亜希子です。
今週のテーマは「誰にも聞けない痔のお話」
福岡市中央区渡辺通にある福田肛門外科医院の副院長、
福田ゆり先生にお話を伺っています。

「痔」は、なんとなく男性に多い…そんな印象ってないですか?

実際にこれまで痔で病院を受診する患者さんの多くは男性だったのですが、
近年は女性だけを診察する時間を設けたり、女医さんがいたり…
受診しやすい環境が整ってきました。
徐々に女性の受診率も上がってきて、現在は男女差はほとんどないそうです。

女性でも「痔」に悩んでいる方は少なくない。それには女性特有の理由がありました。

▪便秘の方が多く、いぼ痔や切れ痔になりやすい
▪妊娠・出産をきっかけに痔になりやすい

便意を催しても我慢する事が多い女性は、便秘になりやすい傾向にあります。
また、女性ホルモンの作用で腸の動きが鈍くなる時期があったり、
無理なダイエットで便秘になりやすかったり、便秘になる事で無理にいきんでしまい、
いぼ痔が大きくなったり切れ痔を繰り返すパターンが多いそうです。

そして、妊娠・出産をきっかけに痔になる方も。
妊娠中は様々な影響で便秘になりやすく、なんと出産経験のある女性の7割は
妊娠中に痔の経験がある、という報告もでているそうです。
妊娠中は原則として注射や手術は行えません。
ですが適切な処方で症状を緩和する事ができます。
妊娠中の方は早めにお医者さんに相談しましょう。

そしてもう一つ、女性に多いのが「冷え性」
実は冷え性も痔の原因の一つ。冷え性の方はお尻の血流が悪くなり腫れやすく、
いぼ痔や切れ痔になりやすいのです。
まずはシャワーではなく、湯船に浸かる習慣をつけましょう。
お尻の血行を良くしてくれます。

また、長時間のデスクワークなどもお尻の血流が悪くなるので、
1時間に1回はストレッチを行うと良いそうですよ。
痔はストレスや疲れ、睡眠不足など、日頃の生活習慣が大きく影響してきます。
明日は「痔にならないための生活習慣」について伺っていきます。

柳原亜希子