知っているようで知らない「痔」の原因

DHC Lifestyle Council 研究員の柳原亜希子です。
今週はお尻のお悩み「痔」について、福岡市中央区渡辺通にある
福田肛門外科医院の副院長、福田ゆり先生にお話を伺っています。

「いつも血が出るんだよね?」とか「痛いんだよね?」とか
なんとなくイメージはあるものの、実は知らないことも多い痔。

そもそも、どうして「痔」になってしまうんでしょうか?
「動物は痔にならないんですよ」と先生。

人間は直立歩行をするため、お尻が心臓より低い位置にあり、
うっ血しやすく痔になりやすいんだとか。
それに加えて、大きな原因は生活習慣にあります。
トイレで強くいきむ、辛い食べ物など刺激物を食べる、長い時間同じ姿勢で仕事をする、
など、お尻に負担のかかる食生活や生活習慣が痔の原因になります。

大きく分けて痔は3種類!
まずは「痔核」、いわゆるいぼ痔の事です。
肛門からいぼが出てきたり排便時に出血したりします。基本的に痛みはないそうです。

次に「裂肛」切れ痔の事です。
便秘で固い便を無理に出そうとしたり、頻繁に下痢をくり返す事で、
肛門の内側の皮膚が切れたり裂けたりします。
これは圧倒的に女性が多いそうで、特に便秘や下痢に悩む若い女性に多く見られます。

そして最後に「痔ろう」
これは肛門と直腸の境目にある小さなくぼみから便が入り込み、
大腸菌などの菌が感染して化膿する病気です。

裂肛=切れ痔は出血の量は多くありません。
一つの目安として、排便の際に水道の蛇口をひねったような
「シャーッ」とした出血があった時は、痔核=いぼ痔の可能性が高いという事。
とはいえ自己判断は禁物!痔だと思っていたら大腸がんだったという可能性も。
症状があった時はすぐにクリニックで検査を受けましょう。
明日は「痔の治療」について伺います。

柳原亜希子