飯塚・カカオ研究所の歴史とビーントゥーバー

こんにちは!
DHC Lifestyle Council 研究員の上野紋です。

今年もバレンタインデーが近づいてきました。
毎年お気に入りのお店がある、この時期限定のショップや新作が楽しみ、
毎年気になるチョコがたくさんあって迷ってしまう…など
プレゼントはもちろん、自分用は特に目移りしてしまいますよね。
バレンタイン週の今週は、チョコレートの原料、カカオに注目してお送りします。

カカオといえば、含有量70%、80%などの
高カカオチョコレートもここ数年ですっかり浸透しましたね。
カカオ含有量が高いと、栄養価や健康効果などが期待されるのだそうです。

さらに最近は「Bean To Bar(ビーントゥーバー)」のチョコレートも
知られるようになってきました。
Bean to Barとは、カカオ豆の栽培から収穫、焙煎を経てチョコレートになるまで、
一つのお店で手がけた商品のことです。

そこで、福岡県飯塚市でBean To Barに取り組んでいる
「カカオ研究所」の代表・中野富美子さんにお話を伺いました。

中野さんご夫妻はもともと老舗のお菓子屋さんなので
チョコレートに関する知識はあったそうですが、
引退後に東京のお店で出会った、Bean To Barのチョコレートに
大きな衝撃を受けたのだそうです。

お店に並んでいるのはビター味のみだけど、味も香りも一つ一つ違う、
チョコレートにフルーティーな酸味を感じてびっくりしたとか。
さらに、豆の味や香りがチョコレートの味を左右すること
豆の粒をチョコレートに混ぜて使う、豆そのものの粒も商品になるなど
これまで知らなかったチョコレートの魅力に
すっかり虜になってしまったとか。

商品開発のみならず、豆の栽培や製造工程も研究している
富美子さんの夫・中野利美さんのお話では
チョコレートの味は、豆が出荷される前の工程である
発酵、焙煎、コンチングでほぼ決まるとのこと。

その工程のなかでも、豆の種類や産地、発酵の度合いなど
作り手のさじ加減で味がどんどん変わっていくのだそうです。
さらに豆同士をブレンドすればさらに味の幅が広がり
何千、何万という味や香りのチョコレートを生み出すことができるとのこと。

カカオって奥が深い…。
ワインやコーヒーのお話を伺っているかのようです。

チョコレートにはポイっと口に運べる気軽さがある一方、
嗜好品としてワインなどと同じく、奥深い魅力もあるんですね。

明日はカカオができるまでのお話です。どうぞお楽しみに。

上野紋