冬の汗には雑菌が増殖?!

DHC Lifestyle Council 研究員の柳原亜希子です。
寒い冬、セーターやコートを着込んで駅までダッシュ!!
電車に駆け込んで無事に目的地に到着。
「ふう~」っと一息つき、暖かい部屋でコートを脱ぐと、
「あれ?ワキの辺りからプーンと生臭いニオイが…」なんて事ありませんか??

これが『冬特有の汗臭』、何とも言えない独特のニオイ…
この独特のニオイを発する原因は、夏と冬の「汗の成分」の違い。

今週は「冬の汗」をテーマに、福岡市中央区大名にある
サクラアズクリニック伊東慶子院長にお話を伺っています。

そもそも汗が出るメカニズムとは?
汗腺は血管から血液をくみ取って汗を作っています。
その中から、ミネラルなどの塩分を血液に再吸収させ、
残った水に近いものを汗として出します。ただしこれは、機能の高い汗腺だからこそ。
冬場は汗をかく機会が少なくなるため、汗腺の機能が衰えてしまいます。
そうなると、ミネラル分がうまく血液の中に再吸収されなくなり、
汗の中に塩分が残ったまま排出してしまう…
その結果、ニオイ成分も多い汗となってしまうのです。

ちなみに、夏と比べると冬の汗の塩分濃度は約2倍も高くなるそう!

汗の濃度が高くなる事で、「雑菌」も繁殖しやすくなります。
夏にかくサラサラの汗は皮膚の表面を“酸性”にしてくれる事で、
雑菌に対しての抑制効果を発揮します。
その一方で、塩分濃度が高いベタベタとした冬の汗は皮膚の表面が
“アルカリ性”に傾いてしまい、雑菌を繁殖・増殖させてしまう…という事なのです。

こういった雑菌が冬特有の汗臭のもと!なんとか抑えたいものです。

とにかく冬は汗をかく機会が少ないので、積極的に汗をかき汗腺を鍛える事が大事。
明日は「冬の汗対策」について伺います。

柳原亜希子