多汗症の治療について

DHC Lifestyle Council 研究員の柳原亜希子です。
今週は「多汗症」について、福岡市博多区祇園町にある
福岡博多駅前通中央クリニック東郷智一郎先生にお話を伺っています。

多汗症に悩まされている患者さんの多くは、手やワキといった局所的な汗です。
異常なほどの汗の量で「持っていた書類を濡らしてしまう」
「パソコンや携帯電話をが壊れてしまう」「握手をするのにためらってしまう」など、
人とコミュニケーションをとる上でも大きな問題が出てきます。
少しでも汗を抑えたい!そんな方にはどんな治療方法があるのでしょうか。

まずは「制汗剤」。いわゆるデオドラントスプレーや汗拭き用パウダーシートなどですね。
手軽に買えて広く使っている方も多いと思いますが、ここで注意点が!
実際には制汗作用のない物も多く出ているそうです。
使う場合は制汗作用がある成分が含まれているかをしっかりチェックしましょう。

その他の治療方法としては、
・水に浸した皮膚に電流を流す、イオンフォレーシス法
・汗腺をブロックする、ボトックス注射
・皮膚を切開して直接汗腺を取り除く、皮弁法
・汗の元である交感神経を切ったり焼いたりする、交感神経遮断術

などなど、手術を含め様々な治療方法があるんですね~。
とは言え、メリットばかりではなくデメリットもつきもの。
充分に認識をした上で治療を行う事が大事になります。

そして「多汗症」を引き起こしている原因がなんなのか。
それによっても治療の仕方は大きく変わってきます。
例えば甲状腺などの他の病気で多汗症を引き起こしているようであれば
専門家での治療が必要になりますし、ストレスなど精神的な部分が大きいようであれば
心療内科で診てもらう事も必要かもしれません。

一概に手術や治療をすれば汗が止まる、と言うものではなく、
何の原因で多汗症を引き起こしているのかを第一に把握する事が大事ですね。
明日は「自分でできる多汗症の予防方法」について詳しく伺っていきます。

柳原亜希子