多汗症と汗っかきの違いとは?

DHC Lifestyle Council 研究員の柳原亜希子です。
今週は『多汗症』をテーマに、福岡市博多区祇園町にある
福岡博多駅前通中央クリニック東郷智一郎院長にお話を伺っています。

いわゆる“汗っかき”の人はたくさん汗をかきますよね?
多汗症と汗っかきの違いはどこにあるんでしょう??

東郷先生曰く「多汗症とは極めて重度の汗っかき。明確な違いはありません」
という事でした。ただし…

握手をする時に手汗が気になってうまくコミュニケーションが取れない、
携帯電話などの電子機器を壊してしまう、など精神的苦痛やストレスを本人が抱えていれば、
それは『多汗症』になります。本人の意識や自覚症状のレベルが大きく左右するんですね。

では、多汗症を引き起こす原因はどこにあるんでしょうか?

多汗症には大きく分けて2つ。
・原因がなく発症してくるもの➡原発性・特発性の多汗症
・何かの病気の一つの症状として現れるもの➡続発性の多汗症

続発性ついては、バセドウ病などの内分泌疾患や手術の後遺症などによって
多汗症が引き起こされることがあるようです。

原発性・特発性については、ストレスによって多汗症がひどくなる事はあるようですが、
はっきりとした原因については未だわかっていないという事。

中でも、ホルモンバランスや自律神経の乱れが影響しているのは間違いないのですが、
これと言った裏付けはなく、遺伝についても研究はされているのですが
それを特定する責任ある遺伝子はわかっていません。

原因がわからない、ストレスや本人の自覚症状次第で多汗症かどうかの判断が
変わってくるのであれば、手汗がひどいなど症状が気になっている方は
一度クリニックで検査を受けてみるのもいいかも知れませんね。

明日は「多汗症の検査方法」についてお話を伺っていきます。

柳原亜希子