うどんで夏を乗り切ろう!

こんにちは!DHC Lifestyle Council 研究員の上野紋です。
今週は「福岡のうどんで夏を乗り切ろう!」と題して
無類の麺好き、ヌードルライター山田祐一郎さんにお話を伺ってきました。

うどんは日本のどの街にもあって、ある意味、いつでもどこでも食べられますが
福岡に焦点を絞って歴史から紐解くと、幅が広く奥が深いのだと思い知らされました。
「シンプルで普段は何気なく食べるけど、多様性があるっておもしろいですよね」
と山田さん。

さらに福岡が小麦の一大産地であること、
福岡の人々の、「麺類をすする」文化への愛情なども絡み合って
独自のうどん文化を織り成している気がします。
思い返してみれば、呑み会や鍋料理のシメにも
おじやではなく中華麺やチャンポンを求める割合が高いような…。
最近はうどん居酒屋も多いので、呑んだあとのシメでも、
うどんとつゆが胃に優しく染み渡ります。

とはいえ暑さ真っ只中。元気はつけたいけど食事が億劫になってしまいます。
先週の雨に追い打ちをかけるかのように梅雨が明け、湿気と日差しに体力を奪われますね。
そんな今の時期を元気に乗り切るために、と山田さんがおすすめしてくれたのが
「ひやかけ」という食べ方です。

「ひやかけ」は、茹で上がったあと水で締めた面に、冷たいかけだしをかけたもの。
讃岐うどんの本場香川県では、温かいつゆと冷たいつゆを用意しているお店も多く
茹で上がったあとにお湯でさばくか水で締めるか、つゆが熱いか冷たいかによって
「あつ(←麺)あつ(←つゆ)」「あつひや」「ひやあつ」「ひやひや」と呼ぶのだとか。
山田さんが教えてくれた「ひやかけ」は、「ひやひや」ということですね。

柔らかく茹でた麺も水で締めるとキュッとしたコシが生まれる上に、
つゆを冷やすことで出汁に使われる素材の風味などが一層際立つのだそうです。
素材の一つ一つを解像度高く楽しめる上、冷たくて食べやすい!まさに夏の救世主。
山田さんの解説を聞いているだけで涼しくなりました。冷たいつゆ、飲んでみたい…!!

今回は福岡の夏を乗り切るために「うどん」を特集しましたが、いかがだったでしょうか。
福岡でのうどんは、身近すぎるほど当たり前にそばにある存在ですが、
改めて食べ歩きしたり行きつけのうどんを見つめてみると、
元気やキレイにつながるヒントが見つかるかもしれません。
私自身はとにかく、うどんへの食欲と知識欲が増した1週間でした。
山田さんの著書「うどんのはなし 福岡」を持って、
福岡市内のみならず、あちこち食べ歩くのが楽しみです。

皆さんもしっかり食べて栄養をつけて、元気にお過ごしください。

上野紋