福岡うどんの三本柱 麺・つゆ・具材

こんにちは!DHC Lifestyle Council 研究員の上野紋です。
今週は「福岡のうどんで夏を乗り切ろう!」と題して
ヌードルライター山田祐一郎さんにお話を伺っています。
聞けば聞くほどお腹が空いて、あのうどんもこのうどんも食べたくなってしまう今週ですが
今日はあらためて、福岡のうどんの三本柱にスポットを当ててみましょう。

まずはうどんの主役、「麺」
主に、火曜日に話題にのぼった博多うどんに見られる茹でおきと、茹でたての2つがあって、
最近では茹でたてのお店が多いのだそうです。
90年代以降は福岡でも、うどん県・香川の讃岐うどんを提供するお店が増えてきたそうですが
開店当初から今まで変わらず、コシが一番の正統派讃岐を追求し続けるお店がある一方、
讃岐を基本にしながらも、麺の食感を少しだけ柔らかくしたり、
早く茹で上がるように麺を細く&薄くしたりと独自の発展を遂げているお店もあるそう!
土地柄に影響された、讃岐うどんの福岡ナイズということですね。
お店によって様々な創意工夫が行われているので、お店めぐりがさらに楽しくなりそう。

続きまして「つゆ」です。
お店の特徴をスープに込めるラーメンと少し違って、しみじみ美味しいうどんのつゆ。
山田さんによれば、取材してみると羅臼昆布や鰹節などの素材にこだわったお店は多いものの
つゆの美味しさを声高にアピールしているお店はそんなに多くないのだそう。
確かに、どこのうどん屋さんに入っても、さりげなく美味しいつゆが沁み渡ります。
いいものを使って美味しいつゆを出すのは当たり前、という奥ゆかしさを感じますね。

3つ目の柱は「具材」
福岡うどんの具材ツートップといえば、ゴボ天&丸天ですね。中でもダントツでゴボ天。
ずらっと並んだメニューを一切見ることなく、
お店に入るなり「ゴボ天ちょうだい」と告げる常連のお客さんも多いのだとか。
ここまでくると、常連さんとお店の信頼関係すら感じますね…。
短め、細長、かき揚げ風など、店によって形状が違うのも楽しいです。
一方の丸天は、いわゆるさつま揚げなので練り物&仕入れものというイメージが強いのですが
山田さんによれば、最近は自家製の丸天うどん専門店なども続々と登場しているそうです。
これは掘り下げ甲斐ありそう…!!

オーソドックスで基本の要素ばかりですが、お店が丁寧に作っていることを改めて感じます。
行きつけのお店でも、初めて入ったお店でも、
この三本柱をじっくり味わってみてくださいね。

上野紋
(写真提供:KIJI 山田祐一郎さん)