個性豊かな北九州・筑後のうどん

こんにちは!DHC Lifestyle Council 研究員の上野紋です。
今週は「福岡のうどんで夏を乗り切ろう!」と題して
ヌードルライター山田祐一郎さんにお話を伺っています。
山田さん曰く「北九州地方のうどんは多彩なのが魅力ですね!」とのこと。
博多うどんには「透き通ったつゆ、柔らかい麺にゴボ天」と言う共通イメージがありますが
「北九州のうどん」と言われて浮かべるものは、人それぞれだそうです。
一例を挙げてみると…

■何と言っても一大チェーン店「資(すけ)さんうどん」
讃岐を意識したコシのある麺。サイドメニューのおでんやぼた餅も欠かせません。
北九州エリアはもちろん、福岡の店舗にもついつい寄ってしまいます。

■終戦直後の小倉が発祥の地と言われる「焼うどん」
物資不足により焼きそば用の中華麺が手に入らず、乾麺うどんで代用したのが始まりだそう。
元祖のお店「だるま堂」のほかにも、小倉の街にはアレンジ焼うどんもたくさん。

■牛の頬肉などがゴロゴロ入り、つゆが黒い「どぎどぎうどん」
小倉南区の一角を中心に、民家に見間違うほどのお店が数店集まっています。
自家製麺で早朝に営業が始まり、昼前に終わることも多いため、幻の一杯になることも。


(写真提供:KIJI 山田祐一郎さん)

■博多とも讃岐とも違う独自のうどんを追求する「豊前裏打会」
1983年創業の「津田屋官兵衛」を中心とした新たなムーブメント。
幅、厚みとも2.5mmという細麺がつなぐ、裏打会メンバー店同士の連帯感も特徴。

■JR小倉駅 在来線ホームの「かしわうどん」
電車に乗る用事がなくても、入場券を買ってまで食べる人がいるのだとか。
いつもある味だけど、見ると食べたくなってしまう。

などなど。「このあたりのうどんは…」なんて、簡単に括っちゃいけませんね。
北九州のうどんの特徴は「多様性」である、という言葉に深く納得です。

一方、米との二毛作で栄えた小麦の一大産地・筑後地方もうどんどころです。
筑後うどんの特徴は「ふんわりねばりゴシ」だそうで、
コシというより独特の引きがあり、もっちりとした食感なんだそうです。
こちらも美味しそう…

明日は、福岡のうどんにおける大事な三要素を改めて見つめます。
どうぞお楽しみに!

上野紋