急性中耳炎の仕組み

DHC Lifestyle Council 研究員の柳原亜希子です。
今週は「耳のトラブル」について、宿久耳鼻咽喉科の宿久修院長にお話を伺っています。

「耳が痛い!!」そんな時にまず一番に考えられる事はどんな事なんでしょう??
宿久先生に伺うと、外耳炎や耳垢による痛みもあるそうですが、
痛みの代表的な疾患としては「急性中耳炎」だそうです。

急性中耳炎…
私も子供の頃何度となくかかり、夜も眠れず痛みで泣き叫んでいたのを思い出します(泣)

突然強い痛みが起こる“急性中耳炎”。その原因はというと、
鼻や喉に炎症が起きると、細菌やウイルスが耳と鼻を繋ぐ耳管を通って中耳に入り込み、
中耳炎を発症するという仕組み。なんと、原因は耳の内側にあったんですね!!
鼓膜は皮膚でできているため、外側からの異常はバリアーで跳ね返すことができます。
耳の中の炎症はほとんどが内側の鼻や喉から来るものなんだそうです。なるほど!

実は6歳以下のお子さんが急性中耳炎に多くかかる原因もそこにあります。
子供は大人に比べて免疫力が未熟で、鼻水が多く、鼻を上手く噛めない事などから
細菌が入り込みやすいんですね。大人になるとグッと頻度は減るようですが、
やはり風邪をひいた時などは急性中耳炎を引き起こしやすので気を付けましょう。

そして、痛みのない滲出性中耳炎というのがあるのをご存知でしたか?
急性中耳炎の後にかかる事も多く、痛みがないので保護者の方も気付きにくいそうです。
放っておくと後に厄介な後遺症になってしまう場合もあるんだとか。
聞こえが悪くなって聞き返しが多かったり、呼んでも返事をしないなどの症状が
見られるようであれば注意をした方が良いかも知れません。

さて、中耳炎は「中耳」で起きますが、耳にはその他に「内耳」「外耳」があります。
その「内耳」で炎症が起きると、難聴やめまい・耳鳴りといった症状が出てきます。

明日はその「内耳」が関係している“耳鳴り”について、詳しく伺っていきます。