ドン小西、「服育」を語る!

DHC Lifestyle Council、研究員の柴田幸子です。
今週はファッションデザイナーのドン小西さんに
ファッションのあれやこれや、色々と伺ってきましたが、、、
今日はは少し視点を変えて、最近ニュースにもなった「服育問題」について
ドンさん独自の視点でお話頂いました。

ご存知の方も多いと思いますが、銀座の区立小学校が、アルマーニの標準服を導入。
価格は8万円にもおよぶということで、保護者の方から疑問の声、批判が相次いだそうです。
「服育」自体はすごく良い事!とドンさん。ただ今回の問題は服育にはなっていない、と。
銀座の一等地の小学校。
文化度も高く本物を小さい時から着て肌で感じでもらいたい、というつもりだろうけど、
あの場には必要ない、、、とかなり厳し目のご意見でしたね。

服育とは衣類だけでなく、展覧会で絵を見たり、美しい音楽を聴いたり、、
五感で感じながら育っていくというのが大事。
ドンさんご自身は、ご実家が呉服屋さんだったので、
野球のルールも知らない位に小さいころから反物の世界で生きてきたそう。
そういう「本物」を近くで見ていたために、
いつのまにか自然とそれらが吸収されていたことに、大人になって気づいたんだそうですね。
理屈ではなくて。

本物、上等なもの、そういうものを常に五感で感じさせて育っていくというのは、
その子のためにも凄くよい!
フォルム、価格、耐久性、そういうものを追求していって、
ウール100%、綿100%でなくても良いわけだから、と。

「あの小学校のユニフォームって本当にオシャレ!銀座らしくてセンスがあるわ。
ああいうユニフォームを毎日着ていたら本当にセンスの良い人間になるんじゃないの?」
っていうのが服育じゃないか!これがドンさんのご意見でした。

と言いつつ、、、本当は自分たちで選んだ「自由服」というのが一番理想。
良いものを肌で感じながら育っていきましょう、ということ。

良い物に触れていたかは別として(笑)自分の幼い頃を思い返してみても、
親に用意された服ではなく、自分の着たいものを着る!というのが私の主義でした。
1人1人が小さい頃から毎日自分の着る服にもう少しこだわり、
そして本物に触れる機会を増やすことで、
これからのファッション界ももっと変わっていくのかもしれませんね!