女性の身体との付き合い方とは?

DHC Lifestyle Council、研究員の柴田幸子です。
今週は「夏から秋にかけて気を付けたい女性の病気」をテーマに、
順天堂大学医学部附属・順天堂東京江東高齢者医療センター
婦人科助教の坂本愛子先生にお話しを伺ってきましたが、
最終日の今日も昨日に引き続き【更年期障害】について。

ちょっとしたことでついつい気になってしまうこともありますが、
この「更年期障害」についてはやはり過敏にならない方が良いそう。
というのも、更年期、閉経期は誰にでもいずれやってくるものですが、
必ずみんなが更年期障害として症状がつらくでるとは限りません。
そして色んな症状が起きる、いわゆる不定愁訴と言われるもの、、、
眠れなかったりイライラしたり関節痛だったり乾燥感だったり、、、
なんでも起こりうるものではありますが、
それがイコール更年期が原因かというと、それもまた難しいところ。
それぞれのお薬(抗うつ薬など)を使ってみてそれが効けばそれで良いわけですし。

ただ典型的なホットフラッシュに関してはホルモン補充療法がとても効きます。
海外、特にヨーロッパの方では閉経したら当然のように
国民の8割位の人がホルモン補充療法をするという国もあるほど。
アンチエイジングの意味も兼ねてはいますが、
急に女性ホルモンがなくなるよりは、徐々になくしていった方が
身体の不調も起こしにくいという概念なんだそう。
2,3年の間、治療でホルモンを補いながら、
身体が慣れていくのを見計らって、徐々にやめていくというのが
海外での一般的なパターンなんですね。

最後に先生に「女性の身体との付き合い方」について聴いてみました。
病院嫌いというか、苦しいことがあっても皆耐えているんだから、、、と
我慢する人が多いと先生は感じているそうです。
生理痛があっても当たり前、お産も苦しいのが当たり前、、、
そんな時代から、段々とうまく付き合っていく時代に変化しています。
ピルにしても無痛分娩にしても更年期障害にしても
「昔の時代は何もやることがなかった!それって我慢するのが当たり前!」といって
患者さんのお母さまやあばあちゃまが反対されるケースも未だに凄く多いそう。
ただ私たちは今を生きる現代人。今の医学の力を利用すれば
これだけ楽になるという方に目を向けて、「知って賢く利用してほしい」と坂本先生。

昭和生まれの私も、我慢するのが美徳、というような考え方が
どうしても拭えないのですが(笑)頑張りすぎず、我慢しすぎず、
頼るところは頼る、というのが大切なのかもしれませんね。
先生のおっしゃるように「知って賢く生きる!」というのが
現代人のキーワードになってきそうです。