女性とは切っても切り離せない“貧血”

DHC Lifestyle Council、研究員の柴田幸子です。
今週は「夏から秋にかけて気を付けたい女性の病気」をテーマにお話しを伺っていますが、
2日目の今日ピックアップしたのは【貧血】。
順天堂大学医学部附属・順天堂東京江東高齢者医療センター
婦人科助教の坂本愛子先生にお話しを伺いました。

貧血の症状として一番多いのは「疲れやすい」ということ。
すぐに息切れしてしまったり、階段が上りにくかったり。
よく10代の女の子が朝礼の時に倒れてしまうというようなことがありますが、
私たちが貧血というと「立ちくらみ」を想定しがちですよね。
ただ医学的な貧血とは「血が薄くなっている状態」を示すので、
似ているようでちょっと違うものなのです。

若い女性が貧血になっている殆どのケースは
婦人科が理由だと思って間違いがないといっても過言ではないそう。
それくらい、生理の量が多すぎる、つまり血を作ることが間に合わなくてなって
起こっている貧血が殆どなのです。
時に「体質だ」と判断して、原因も調べずに鉄剤だけ処方されることもあるそうですが、
後々になってみると子宮筋腫といった
「生理の量が多くなる原因」が実際にあり、
その診断がつくまでに時間がかかってしまうケースもあるそうです。

基本的にはどこのクリニックでも採血による貧血チェックができます。
ちょっとした身体の不具合や疲れやすさが
実は貧血が原因で起こっている可能性もありますので、
気になる方は是非血液検査を受けてみて下さいね。

実際に子宮筋腫があって出血の量が多くなるという、
形の異常がはっきりわかるケースもありますが、
機能性過多月経といって体質的に出血の量が多いとう方もいらっしゃいます。
原因はないのだけど生理の量を軽くするというお薬の代表的なものが「低用量ピル」。
個人的にはピルは副作用が気になってなかなか手が出せない部分がありましたが、
坂本先生は低用量ピルを推奨されていました。
普通に処方されたお薬を処方された通りに飲んでいる分には
そんなに重篤な副作用が起きることはほぼ無いので、
「生活の質を高める」という意味でも、積極的に取り入れて貰えれば、と
坂本先生はおっしゃいます。

飲むことのメリットとデメリットをそれぞれで良く理解した上で
新しく取り入れてみるのも良いかもしれませんね。
気になる方はお近くの婦人科の先生にご相談してみて下さい。

ぜひお友達にも教えてあげてください!

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