心のバランスをとるために必要なことは?

DHC Lifestyle Council、研究員の柴田幸子です。
今週は作家で医学博士の米山公啓先生にお話を伺いました。

幸せホルモンの「セロトニン」。睡眠に大切な「メラトニン」。
母性本能のホルモン「オキシトシン」。快感物質「エンドルフィン」。
こういう脳内物質はある種の「学習」なんだそう。
何かを学んで体験して記憶に残していく、そういう重要な作用を持っています。
だから心のバランスを保って、ストレスにも打ち勝って
生きていけるようにできている「脳の中のしくみ」なのです。

一番重要なものは?とつい聴きたくなりますが(笑)
これに関してはどれか1つとは言い切れないとのこと。
やはりバランスが重要。
1つの脳内物質だけ作用しているわけではなく、
常に色んな脳内物質がバランス良く動いているのが健全な脳なので、
全ての脳物物質がバランスよく分泌されているのが理想的な形。
ブレーキとアクセルでいえば、セロトニンはブレーキ系。
エンドルフィンは加速させる方のアクセル。
ノルアドレナリンはストレス時に増えてくるので同じくアクセルの役目。
体や脳の機能を高める作用と抑え気味にする作用と両方あるので、
それらがバランス良く存在すると良いんだそうです。

5月病なんていう言葉が昔からありますが、
心のバランスを崩したり、落ち込んだり、やる気がなくなったり、、、
やはりこの時期は増えてきますよね。人の心は環境に大きく影響を受けます。
つらいことや嫌なこと、初めてのことに臨む際にはどうしても憂鬱になったりするので、
意識をして、少し歩いてみる、日に当たってみる
そういう行動をることによって脳の中の環境も変わってきますよ。

人間の心は、常にリラックスして良い状態というのは難しく
それだけではダメなんだそう。
ある程度の緊張、ある程度の軽いストレスがあって
逆にリラックス時間がある!
両方兼ね備えてないと心の健全は保てないそうです。
嫌なことだからやらないではなく、ちょっと大変なことを少しやりながら
それが終わったらリラックスをする上手な方法を、自分で身に着けておくことが大切!
どちらか一方だけではダメで、やはり人間にはバランスが大切なんですね。